61cm三連装魚雷

Last-modified: Mon, 24 Mar 2014 05:27:00 JST (3684d)
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61cm三連装魚雷
種類:魚雷
スペック
雷装:+5射程:短
        
        
装備可能艦種
駆逐軽巡雷巡重巡航巡
水母軽母空母装母揚陸
高速戦艦戦艦航戦潜水潜母

初期装備艦娘:特型駆逐艦(?型のみ「?」以外は改)、睦月型改(「文月?」と「長月?」を除く)、「初春?

ゲーム内情報 Edit

図鑑紹介

陳腐化した53cm魚雷の後継として開発された大型の61cm魚
雷。

その三連装発射管は、駆逐艦の主力兵装として「睦月?」型や
吹雪?」型などに搭載されました。

魚雷戦や夜戦の主力兵装として活躍します。

雷撃戦や夜戦で威力を発揮する魚雷。しかしこの装備は魚雷装備の中でも最低ステータス。
初開発などで回す10/10/10/10でこの装備を出した提督も多いはず。
やはり威力不足なので、さっさと雷装が+7上昇する上位互換の「61cm四連装魚雷」に換装した方がいい。
が、この装備は普通の魚雷を酸素魚雷にした「61cm四連装(酸素)魚雷」という上位互換がある。こちらは雷装+12も上がるので、無理してコレを開発で出すのもアリ。
ちなみに、最初に選べる5人の秘書艦の中で、「?」と「五月雨?」はこの装備を持ってきてくれない。

史実情報 Edit

帝国海軍は、兼ねてより水雷戦の効果を日露戦争から実感していた。

魚雷そのものの有用性も、日本海海戦で実証されていたが、大艦巨砲主義の影に隠れ、魚雷は開発が遅延していた。

ワシントン海軍軍縮条約により、日本は新たに水雷戦主体の漸減作戦の構想を持つに至る。
しかし当時主力であった「53.3cm魚雷」では全くの威力不足で、これを受けて海軍は新しい「61cm魚雷」の開発を命じた。
前身の「八年式魚雷」や「八九式魚雷」を経て完成したのは、後の「酸素魚雷」の基礎を成した「九〇式魚雷」である。
「九〇式魚雷」は、漸減作戦の構想を元に建造された「睦月?」型駆逐艦に初めて搭載され、日の目を見ることになった。
この「九〇式魚雷」を発射する装置が、「61cm三連装魚雷発射管」である。
三連装である魚雷発射管を「十二年式三連装魚雷発射管」といい、その中で「61cm魚雷」を発射する「61cm三連装魚雷発射管」は「一二年式六一糎三連装水上発射管」と呼ぶ。

61cm Triplet Torpedo tubes..jpg

61cm三連装魚雷発射管」を搭載した特型駆逐艦?」。よく見ないと分からないが、第一煙突と第二煙突の間に設置された本武装がこちらを向いている。
なお「?」はこの後試験的に、特型駆逐艦で唯一「酸素魚雷」を搭載することになる。

本武装は、「吹雪?」型駆逐艦建造と共に本格投入される。「吹雪?」型駆逐艦では「61cm三連装魚雷発射管」を3基搭載。9射線とし、「睦月?」型よりも射線数は1.5倍となった。
この射線の数は、後に開発される「島風?」の15射線に次ぐ多さであり、漸減作戦が念頭におかれている事が分かる。
魚雷は当初「八年式魚雷」18本を搭載したが、後に「九〇式魚雷」(12本から18本、艦により違う模様)に変更された。後継の「九三式魚雷」(酸素魚雷)は最後まで配備されなかった。
帝国海軍の魚雷発射管に初めて防盾を装備したのは、「綾波?」型の「敷波?」と言われている。
この防盾は荒天時における発射管の操作性向上大いに効果があり、それ以前の艦は改装工事のさいに追加装備した。
?」型以降は標準装備とされ、「吹雪?」型以前の駆逐艦も順次装備していった。
試作の盾はジュラルミン製であったが海水の腐食が早く、各艦に装備された盾は3mmの鋼製に変更となっている。

しかし「白露?」型駆逐艦以降は武装強化の為「61cm四連装魚雷発射管」が搭載される。
秘密兵器「酸素魚雷」の仕組みを持つ「九三式魚雷」が開発されると、それ以降は「酸素魚雷」の発射能力をもった「61cm四連装(酸素)魚雷発射管」が主流となっていった。
61cm三連装魚雷」も「酸素魚雷」を発射できるようにする為の改装計画が立てられていたが中止。結局「普通魚雷」のままで終わってしまった。
実は「?」は酸素魚雷の方を改造し、無理矢理搭載した事がある。結果は…お察し下さい。
日本の駆逐艦史に多大な影響を残し、「酸素魚雷」が開発されるまでの黎明期の駆逐艦を支えた優秀な武装であった。

艦これ内に登場するのは「一二年式」と呼ばれる駆逐艦専用の魚雷発射管である(初期装備艦娘が駆逐艦しかいない為)。
この装備は重巡までの艦娘に装備できるが、実は61cm三連装魚雷発射管」には様々な改良版が存在する。
そこで、年式が統一される「61cm四連装魚雷発射管」(正式名称九二式61cm四連装水上発射管)までの年式を下記に記載する。

名称搭載艦補足
八年式61cm連装水上発射管軽巡長良?型、川内?型、夕張?連装であり、発射管は2つしかない。「川内?」型の内、「神通?」と艦隊のアイドル「那珂?」ちゃんは酸素魚雷を発射可能・次発装填装置有りの「61cm四連装(酸素)魚雷発射管」に換装されるが、「川内?」のみはこの旧式装備のままで実戦に参加した。
一二年式61cm三連装水上発射管駆逐艦睦月?型、吹雪?艦これ内に登場しているのはこの武装。「敷波?」からは防壁を装備したが、機銃ぐらいしか防げなかった。
八九式61cm連装水上発射管重巡高雄?こちらも連装だが、改良が加えられている。
九〇式61cm3連装水上発射管重巡最上?型、利根?型、駆逐艦初春?次発装填装置を初搭載する。これ以降は「61cm四連装魚雷発射管」にシフトしていった

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