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<h2 id="k7c1b73b">史実情報</h2><hr class="full_hr" />進水：1926年10月24日 就役：1927年9月30日 戦没：1942年11月13日(1942年12月15日除籍)<div class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default" _filename="kinugasa.jpg" _alt="" _width="" _height="" _size="%" _align="" _wrap="0" _around="0" _nolink="0" _noicon="0" _noimg="0" _zoom="0">#ref(kinugasa.jpg)</div><a href="青葉">青葉</a>型二番艦、あるいは<a href="古鷹">古鷹</a>型四番艦、ワシントン条約未締結時に予算申請された前条約型重巡洋艦としては最後の艦。 艦名は<a href="古鷹">古鷹</a>、<a href="青葉">青葉</a>と同様、鎮守府付近の山の名前が由来で、横須賀鎮守府近辺の神奈川県三浦半島の衣笠山が由来。 川崎重工神戸造船所で建造され、就役後は第2艦隊第5戦隊の旗艦の任に当たった。就役翌年の1928年には衣笠が言うとおりに帝国海軍では最初となる試作型の圧搾空気式水上機カタパルト『呉式1号1型射出機』が搭載された。 このカタパルトは元々は青葉型建造時から搭載される予定だったものだが（それ故に青葉型は不自然な程広い後部スペースが存在している）開発の遅れにより、やっと衣笠に1年遅れで搭載されたのである。 しかし、『呉式1号1型射出機』は航空機をなんとか打ち出せる程度のお粗末な性能しか持っておらず、連続使用は不能であり、帝国海軍は新たな艦載用水上機カタパルトとして火薬式の『呉式2号射出機』を制作した。 こちらは大当たりで、最終的にサブタイプと改良型も含め帝国海軍のほとんどの艦に搭載されている。 とは言え圧搾空気式の『呉式1号射出機』も全く無駄だったわけではなく、こちらは連続射出の必要がなく、火薬式だと何かと不便な潜水艦用射出機として生き残った。1936年に第5戦隊は第6戦隊に改称。1937年12月から衣笠は大規模な近代化改装の手が加えられ、不便を要した艦体固定型の魚雷発射管の撤去と酸素魚雷発射機能と次発装填装置を備えた4連装旋回型魚雷発射管の装備。 またカタパルトを『呉式2号5型射出機』に変更、主砲を20cm砲から20.3cmに削り直すなどの大改造が施され、近代化がなされた。太平洋戦争開戦時は第6戦隊の3番艦として緒戦のグアム島攻略、ウェーク島攻略作戦に参加。旗艦<a href="青葉">青葉</a>、2番艦<a href="加古">加古</a>、4番艦<a href="古鷹">古鷹</a>とともに南洋を舞台として戦った。 1942年5月のポートモレスビー攻略作戦（珊瑚海海戦）では攻略部隊の一員として参加するが、米軍の機動部隊と遭遇し、攻略部隊は軽空母<a href="祥鳳">祥鳳</a>を喪失。 敵艦隊を制圧するはずの味方機動部隊も、敵機動部隊を叩いたのはいいが、<a href="翔鶴">翔鶴</a>が大破炎上し、攻略部隊は敗走を帰した。ミッドウェー海戦には参加することは無かったが、戦線がソロモン海に移動すると第6戦隊はその頭角を現し始めた。 他の艦隊は艦種もばらばら、寄せ集めの様相が見られていた中、艦影を同じくする4隻の船が一糸乱れぬ航行をしていたことから、いつしか第6戦隊は『ソロモンの狼』という異名を持つようになった――諸説ある――と言われている。1942年8月の第一次ソロモン海戦においては僚艦とともに連合国艦隊泊地に殴りこみ、米重巡ヴィンセンス、アストリア、クインシーを撃沈、米重巡シカゴを大破させる大戦果を挙げた。 しかし衣笠も決して無傷というわけではなく、ヴィンセンス、アストリア、クインシーの必死の砲撃で左舷の舵取機を損傷、左舷主機室で火災が発生し、また僚艦<a href="加古">加古</a>が帰路にて米潜水艦の攻撃で轟沈した。続く10月のサボ島沖海戦では敵味方が誤認や誤射で大混乱に陥る中、最後尾だったことが幸いとなって駆逐艦<a href="初雪">初雪</a>とともに敵航路の背後に回りこみ、米重巡洋艦ボイシ、米軽巡洋艦ソルトレイクシティーと交戦し、編隊からはぐれた米駆逐艦ダンカン撃沈する戦果<img alt="Note" title="竹村悟『軍艦青葉は沈まず』では巡洋艦1隻大破、駆逐艦1轟沈の戦果となっているが、実際にボイシを大破せしめたのは<a href="古鷹">古鷹</a>との見方が強い。" src="//www.wicurio.com/pkwk/skin/tinymce/note_big.png" />を挙げている。 だがこのサボ島沖海戦にて姉妹艦青葉が大破、僚艦<a href="古鷹">古鷹</a>が轟沈し、第6戦隊で戦闘可能な艦は衣笠ただ1隻となってしまう。 こうなってしまえば可動艦を遊ばせないのは軍隊の常、11月に『ソロモンの狼』と呼ばれた第6戦隊は解隊、衣笠は<a href="鳥海">鳥海</a>率いる第8艦隊に編入された。1942年11月13日。 サボ島沖海戦で大破した青葉が修理から戻らぬうちに、第三次ソロモン海戦に駆り出される。 ガ島砲撃に参加した第七戦隊と合流すべく<a href="鳥海">鳥海</a>、<a href="五十鈴">五十鈴</a>と共に夜更けのショートランド泊地を発った衣笠だったが、夜明けとともに襲来したガ島ヘンダーソン基地からの米海兵隊機、及び米空母『エンタープライズ』艦載機からの急降下爆撃を受け、あえなく轟沈。 これにより、かつて群狼と謳われた第六戦隊は、ついに<a href="青葉">青葉</a>一隻になってしまったのである。なお、他の巡洋戦艦・重巡は名の由来に名のある霊山を持つ艦が多い中、衣笠は鎮守府近辺のとてもマイナーな山が艦名に選ばれたためか海自に未だに名前が継承されていない。 衣笠の名を継ぐ艦は今のところ海上保安庁のきぬがさ級放射能調査艇 きぬがさ のみとなっている。

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*CV [#c369de97]
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中島愛

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*史実情報 [#k7c1b73b]
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進水：1926年10月24日
就役：1927年9月30日
戦没：1942年11月13日(1942年12月15日除籍)

#ref(kinugasa.jpg)
[[青葉]]型二番艦、あるいは[[古鷹]]型四番艦、ワシントン条約未締結時に予算申請された前条約型重巡洋艦としては最後の艦。
艦名は[[古鷹]]、[[青葉]]と同様、鎮守府付近の山の名前が由来で、横須賀鎮守府近辺の神奈川県三浦半島の衣笠山が由来。
川崎重工神戸造船所で建造され、就役後は第2艦隊第5戦隊の旗艦の任に当たった。

就役翌年の1928年には衣笠が言うとおりに帝国海軍では最初となる試作型の圧搾空気式水上機カタパルト『呉式1号1型射出機』が搭載された。
このカタパルトは元々は青葉型建造時から搭載される予定だったものだが（それ故に青葉型は不自然な程広い後部スペースが存在している）開発の遅れにより、やっと衣笠に1年遅れで搭載されたのである。
しかし、『呉式1号1型射出機』は航空機をなんとか打ち出せる程度のお粗末な性能しか持っておらず、連続使用は不能であり、帝国海軍は新たな艦載用水上機カタパルトとして火薬式の『呉式2号射出機』を制作した。
こちらは大当たりで、最終的にサブタイプと改良型も含め帝国海軍のほとんどの艦に搭載されている。
とは言え圧搾空気式の『呉式1号射出機』も全く無駄だったわけではなく、こちらは連続射出の必要がなく、火薬式だと何かと不便な潜水艦用射出機として生き残った。

1936年に第5戦隊は第6戦隊に改称。1937年12月から衣笠は大規模な近代化改装の手が加えられ、不便を要した艦体固定型の魚雷発射管の撤去と酸素魚雷発射機能と次発装填装置を備えた4連装旋回型魚雷発射管の装備。
またカタパルトを『呉式2号5型射出機』に変更、主砲を20cm砲から20.3cmに削り直すなどの大改造が施され、近代化がなされた。

太平洋戦争開戦時は第6戦隊の3番艦として緒戦のグアム島攻略、ウェーク島攻略作戦に参加。旗艦[[青葉]]、2番艦[[加古]]、4番艦[[古鷹]]とともに南洋を舞台として戦った。
1942年5月のポートモレスビー攻略作戦（珊瑚海海戦）では攻略部隊の一員として参加するが、米軍の機動部隊と遭遇し、攻略部隊は軽空母[[祥鳳]]を喪失。
敵艦隊を制圧するはずの味方機動部隊も、敵機動部隊を叩いたのはいいが、[[翔鶴]]が大破炎上し、攻略部隊は敗走を帰した。

ミッドウェー海戦には参加することは無かったが、戦線がソロモン海に移動すると第6戦隊はその頭角を現し始めた。
他の艦隊は艦種もばらばら、寄せ集めの様相が見られていた中、艦影を同じくする4隻の船が一糸乱れぬ航行をしていたことから、いつしか第6戦隊は『ソロモンの狼』という異名を持つようになった――諸説ある――と言われている。

1942年8月の第一次ソロモン海戦においては僚艦とともに連合国艦隊泊地に殴りこみ、米重巡ヴィンセンス、アストリア、クインシーを撃沈、米重巡シカゴを大破させる大戦果を挙げた。
しかし衣笠も決して無傷というわけではなく、ヴィンセンス、アストリア、クインシーの必死の砲撃で左舷の舵取機を損傷、左舷主機室で火災が発生し、また僚艦[[加古]]が帰路にて米潜水艦の攻撃で轟沈した。

続く10月のサボ島沖海戦では敵味方が誤認や誤射で大混乱に陥る中、最後尾だったことが幸いとなって駆逐艦[[初雪]]とともに敵航路の背後に回りこみ、米重巡洋艦ボイシ、米軽巡洋艦ソルトレイクシティーと交戦し、編隊からはぐれた米駆逐艦ダンカン撃沈する戦果((竹村悟『軍艦青葉は沈まず』では巡洋艦1隻大破、駆逐艦1轟沈の戦果となっているが、実際にボイシを大破せしめたのは[[古鷹]]との見方が強い。))を挙げている。
だがこのサボ島沖海戦にて姉妹艦青葉が大破、僚艦[[古鷹]]が轟沈し、第6戦隊で戦闘可能な艦は衣笠ただ1隻となってしまう。
こうなってしまえば可動艦を遊ばせないのは軍隊の常、11月に『ソロモンの狼』と呼ばれた第6戦隊は解隊、衣笠は[[鳥海]]率いる第8艦隊に編入された。

1942年11月13日。
サボ島沖海戦で大破した青葉が修理から戻らぬうちに、第三次ソロモン海戦に駆り出される。
ガ島砲撃に参加した第七戦隊と合流すべく[[鳥海]]、[[五十鈴]]と共に夜更けのショートランド泊地を発った衣笠だったが、夜明けとともに襲来したガ島ヘンダーソン基地からの米海兵隊機、及び米空母『エンタープライズ』艦載機からの急降下爆撃を受け、あえなく轟沈。
これにより、かつて群狼と謳われた第六戦隊は、ついに[[青葉]]一隻になってしまったのである。

なお、他の巡洋戦艦・重巡は名の由来に名のある霊山を持つ艦が多い中、衣笠は鎮守府近辺のとてもマイナーな山が艦名に選ばれたためか海自に未だに名前が継承されていない。
衣笠の名を継ぐ艦は今のところ海上保安庁のきぬがさ級放射能調査艇 きぬがさ のみとなっている。

*台詞一覧 [#sb0e78e0]
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|状況    |台詞|関連する史実や元ネタ、解説など|
|自己紹介|はーい　衣笠さんの登場よ　青葉ともども　よろしくね！|青葉型二番艦である|
|秘書クリック会話①|提督！　今日もよろしくね！||
|秘書クリック会話②|今日もお仕事お仕事っと～ ||
|秘書クリック会話③|あんまり触ってると触り返すぞ～？ほらほら～ |COLOR(white):我々の業界では御褒美です|
|戦績表示時|ふふ～ん　どう？　見てもいい？||
|編成選択時|衣笠さんにお任せ！||
|装備時①|よし！　どんどん強くしちゃお！||
|装備時②|ちょ…改装するところ見ないでよね！||
|装備時③|いいね！||
|>|>|（マップ選択･資材発見･修復剤使用･装備開発と装備時③は共通）|
|補給時|ありがとね！||
|ドック入り|ちょっとだけドック入りまーす！||
|ドック入り(重傷)|いたたた～　また青葉に笑われちゃうよぅ|むしろよく壊れるのは青葉のほうである|
|修理完了|修理終わったよ||
|建造時|新造船来たね！　はやいなぁ～||
|艦隊帰投時|艦隊、帰投です||
|出撃時|青葉型重巡「衣笠」出撃よ！||
|戦闘開始時|砲雷撃戦！開始しちゃう？||
|攻撃時|逃げても無駄よ！||
|夜戦開始時|ほらっ！　もう一発！||
|夜戦攻撃時|衣笠の夜戦、見せてあげる！|古鷹・青葉型は特に夜戦で武勲がある|
|MVP時|ふふ～ん、衣笠さん最高でしょ！帰ったら青葉に自慢してやろっと！||
|被弾小破①|うっ！　この程度は！||
|被弾小破②|あわわ！　艦橋やばいって！|最後の戦いとなった第三次ソロモン海戦において艦橋付近に直撃弾を受けている。また、その際に、タイミング悪く頭を出していた艦長・沢大佐が頭を吹き飛ばされ戦死してしまったとのこと|
|被弾カットイン|ぐぁ！？直撃！？　…提督…あのぉ…見ないでくれます？||
|撃沈時(反転)|COLOR(white):だめ…沈んじゃう…　みんな…逃げて……|COLOR(white):657名中511名が運命を共にした|

|時間|台詞|関連する史実や元ネタ、解説など|
|00:00|深夜0時です。衣笠さんは熟睡ですぅ。ふあぁ…||
|01:00|…にゃ～　午前1時になったよ？　寝ないの？||
|02:00|午前2時です。頑張るんだね～||
|03:00|午前3時です。ねぇ？　いつ寝るの？||
|04:00|午前4時ですよ。もうこうなったら意地だね！徹夜だね！||
|05:00|午前5時よ。お天気ニュース始まるよ？||
|06:00|午前6時です。新しい朝が来るね！||
|07:00|午前7時、なにやら世間が慌ただしくなってきましたよ。||
|08:00|午前8時、朝の連続ドラマとか見るほう？|COLOR(white):NHKの朝の連ドラが7時45分～8時00分。観終わって話題にしたい模様。|
|09:00|午前9時　デイリー任務とかやっちゃう？||
|10:00|午前10時です。お部屋をそろそろ模様替えしない？||
|11:00|午前11時　何やら食堂からいい匂いが～||
|12:00|ピッピッピッ！ポーン！　12時、お昼の時間！私のランチはカレーよ。あなたのお昼はなぁに？|カレーは言うまでもなく海軍カレー。|
|13:00|午後1時よ、お昼休みでしょ？すやすや… ||
|14:00|午後2時です。提督、午後も頑張ろ！||
|15:00|午後3時、提督のランキングチェック！||
|16:00|午後4時、そろそろ夕方よね～||
|17:00|夕方5時！アフターファイブはどうするどうする？ …ぇ？今、そんな風に言わないの？|いわゆる「『五時から男』の、グロンサン♪」　終業後を表す言葉で、バブル期などは当然のように使われたが、今ではすっかり死語である|
|18:00|午後6時です。提督、おなか空いたよ～||
|19:00|午後7時、私の夕食はね～…またカレーでした！||
|20:00|午後8時、さ～って、そろそろ重くなってくるね～　…あっ、体重じゃないよ？|いわゆる猫の時間である|
|21:00|午後9時、あれ？誰か来た。…あっ！青葉じゃん！おつかれー！||
|22:00|午後10時、青葉、取材してたんだって。艦娘と記者って兼任できるんだ～||
|23:00|午後11時、提督？そろそろ寝ないの？…えっ？これからが本番？元気だなぁ～||
|放置時|おーい！おーーい！！　…ぁっ、大井さんじゃないって？　…あぁ、睨まれた…|「おーい！」と「[[大井]]」、史実での絡みはない。|
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*コメント [#v5269ada]
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