12cm単装砲

Last-modified: Mon, 24 Mar 2014 01:43:50 JST (3918d)
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12cm単装砲
種類:小口径主砲
スペック
火力:+1対空:+1
射程:短    
        
装備可能艦種
駆逐軽巡雷巡重巡航巡
水母軽母空母装母揚陸
高速戦艦戦艦航戦潜水潜母

ゲーム内情報 Edit

図鑑紹介

旧型の小型砲です。

旧型の駆逐艦に標準的主砲として搭載されました。

装填・装砲とも人力ですが、シンプルな構造で経済性も高く、駆逐艦や海防艦の主砲として長く使われました。

対空射撃には不向きです。

旧式故に実用性は皆無、より強力な「12.7cm連装砲」「12.7cm連装高角砲」「10cm連装高角砲」に換装することを薦める。

史実情報 Edit

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正式名称は「3年式45口径12cm砲」。その名の通り大正3年に制式化された砲である。
原設計は英国エルジック社が開発した「QF4.7inch砲Mk.IV」で、この日本ライセンス版である「41年式40口径12cm砲」を改良したものが本砲。
薬莢式の優れた性能を持つ速射砲で、大正3年度予算で建造された江風型以降の全ての1、2等駆逐艦に搭載された。
発射速度は5.5秒に1発程度とされ、即応弾が切れた際は下部の弾薬庫から人力での揚弾を必要とした。
なお、睦月型に搭載されているのは照準孔に防弾板のついたG型砲と呼ばれる改良型である。

前述したように本砲は江風型以降の峯風型系や樅型系の駆逐艦に搭載された他、復元性改善工事後の水雷艇や一部の新造海防艦にも搭載されている。
本砲は前述のように1920年代当時の駆逐艦用としては優秀な本砲ではあった。
しかしワシントン軍縮条約後の補助艦増強に際して性能不足や使い勝手の悪さが目にあまり、次の特型からは「12.7cm連装砲」が採用されるようになった。
だが搭載艦は依然として多く、第二次大戦にも多数の搭載艦が参戦。
仰角が33度までしか取れないと対空戦闘には不向きだったものの、量産性が良いために海防艦用武装として大量に増産され、1943年度には主砲弾に対潜弾も追加された。
終戦までも海防艦を始めとして多くの搭載艦が生き残り、最後まで日本海軍のために奉公した砲でもあった。

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